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Vintage Furniture pop up store @Ron Herman Sendagaya
Vintage Furniture pop up store @Ron Herman Sendagaya

October.06.2021

-Design with Nature-
ミッドセンチュリー期に活躍した著名デザイナーの代表的な椅子にフォーカス。全てナチュラルウッドをベースとした12台の厳選された椅子は、どれも他では見ることができない希少なラインナップになります。

第三弾となる今回は、“MODERNISM”というワードを軸にしてロンハーマンがピックアップしたアイテムが並ぶ、特別なポップアップストアを10月9日(土)より千駄ヶ谷店にて開催いたします。

前回もフォーカスした、PIERRE JEANNERET(ピエール・ジャンヌレ)。他にはCHARLOTTE PERRIAND(シャルロット・ぺリアン)、新たにフランスの家具デザイナーPIERRE CHAPO(ピエール・シャポ)、ブラジル人女性デザイナーのLINA BO BARDI(リナ・ボ・バルディ)やAudoux-Minet(オード・ミネ)、ピエール・ジャンヌレやシャルロット・ぺリアンと関連があるデザイナーJEAN PROUVE(ジャン・プル―ヴェ)からは、国内ではなかなか見られないTout Bois(トアボア)の椅子たちを展示販売いたします。


JEAN PROUVE(ジャン・プルーヴェ) 
成型合板を組み合わせた、初期のスタンダードチェア。大戦中の金属不足の影響を受け、フランス語でオールウッドチェアという意味を持つ名前の通り、プルーヴェは木材のみを用いてこの椅子が完成しました。プルーヴェのキャリアの中で唯一、すべて木製で製作された家具となります。


Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)
モデル名は「Nº 19」。脚先端部分のテーパー具合や緩やかな背もたれの角度が絶妙なダイニングチェア。シャルロット・ペリアンの拘りを随所に見ることが出来る名作です。


PIERRE JEANNERET(ピエール・ジャンヌレ)
世界遺産に登録されているハイコートの中で使用されていたものでコミッティ・チェアという名前でも呼ばれています。脚部はVレッグでイエローのビニールレザーは、オリジナルの状態のため、大変貴重なモデルとなります。


PIERRE CHAPO(ピエール・チャポ)
1970年代のデザイン。伝統的な家具を彷彿とさせるシンプルながらもオリジナルのラインは頑丈で粘りがある上質なエルム材で作られています。S28チェアの中でも後期タイプと呼ばれるもので、背もたれを固定するためのビスが強度を考慮し1本→2本に増やされている他、座面の厚みなど細かなアップデートがなされています。


LINA BO BARDI(リナ・ボ ・バルディ)
ブラジルのサルヴァドール「ベナンの家」のレストランのためにデザインしたチェアです。「ベナンの家」とは、アフリカのベナン共和国出身者が多いサルヴァドールにある、リナ・ボ・バルディが設計を手がけた施設です。その見た目とアフリカにちなんで「キリンの椅子」と名付けられています。


本物として今も語り継がれるもの、その佇まいから感じられる特別な空間をお楽しみくださいませ。


Vintage Furniture Collection pop up store
-Design with Nature-
10.9.sat-10.31.sun @Ron Herman Sendagaya
Designer : JEAN PROUVE / CHARLOTTE PERRIAND / PIERRE JEANNERET / PIERRE CHAPO / LINA BO BARDI /  Adrien Audoux & Frida Minet